大学の時、教授が僕に「君、人は外見が9割だぞ」と忠告してくれました。僕も同感です。ピシッとスーツを着こなせば、僕もそれなりの人物に見えます。ところが見た目だけでは、その人間がどんな人間なのか、すなわち人間性についてまでは判断できないのもまた事実です。
接客の仕事をしていた時、とてもおしゃれな服装と雰囲気のお客様がいらっしゃって、そのお客様は自ら、インテリアデザイナーをしているとおっしゃっていました。僕は納得した記憶があります。
冒頭の大学教授の話に戻ります。もしも僕がデザイナーとかスタイリストとか極めて外見を重視する職業についていた場合、教授は僕に「人は見た目が9割」とは言わなかったでしょう。教授は一介の学生である僕が外見にこだわりを見せていたので、学生らしい格好をしなさいと諭してくれたのだと思います。そして学生らしい格好とは無難で地味な目立たない格好という意味です。
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