2018年3月13日火曜日

向き不向き

 不器用な人が器用さを要する仕事につくと大変なことになります。上司が「いつか上達するだろう」と温かく見守ってくれる環境下であるならば大丈夫でしょうが、世の中にはそんな恵まれた状況は少ないので、ほとんどが向いていないと判断された場合、本人から「辞めます」というように仕向けるのが関の山です。
 以前に美容師さんから聞いた話ですが「最初に不器用でもコツコツ努力できる子はすごい良い美容師になるんですよ」とのことでした。これはおもしろい話で、器用な人よりも最初は不器用でもコツコツ頑張る人のほうが結果的に腕が上がるということです。
 世界には様々な仕事が存在しますが、向き不向きは必ずあると思います。華奢な人が力仕事をすることは困難でしょうし、細かい作業が苦手な人が心臓外科医になったりしたら大問題です。
 結局のところ、本人の頑張りが第一であり、それから先輩上司に恵まれるかどうかが第二の課題となります。せっかくの実力ですから恵まれた環境下で発揮したいものですね。

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