最近ニュース好きの知り合いと話題になったのが「この頃、変な事件多いよね」ということ。みなさまはいかがお考えでしょうか。もちろん被害に遭われたご家族のかたを思うと心が痛くなります。僕自身も謹んでお悔やみを申し上げます。そして、変な事件がなくなることが当然1番です。これに異論はないでしょう。それから事件は連鎖するとも考えることができそうです。犯人たちは世の中の事件に刺激を受け「やってやる」と事件を実行するのかもしれません。
事件は決して人ごとではありません。僕の話でいうと、忘れもしない中学1年生の頃のこと。塾帰り薄暗い道を歩いていたら前から「お前か?お前か?」と言いながら、すれ違う人を片っ端からビンタをする金髪の輩が僕を横ビンタしたのです。僕は怖くてすぐに逃げました。翌日、塾から中学校に連絡が入り、僕は担任の先生と二者面談を行いました。僕は状況を説明し、怖くて逃げたこと。すべてを正直に話しました。当時はネットもなく、またテレビニュースでも扱われなかったのですが、新聞には小さく載りました。レベルの低い事件ですが、犯人は近所の高校生のヤンキーで「この塾に俺の悪口を言っているやつがいる」と聞きつけ、彼は怒り狂って塾の前で待ち伏せをして犯行にいたったと塾の先生から聞きました。ビンタですから、傷害罪。立派な犯罪です。
このように事件というものは本当にどこで起こるのかわかりません。予測不可能なのです。僕だって横ビンタで済んだのがラッキーなのかもしれませんよね。ナイフで刺されていたら、僕は中1で命を落としていたことになります。「大げさでしょ」という人は想像力が欠如しているのです。このブログをご覧のみなさまも1度くらいは危ない目に遭っているケースがあるのではないでしょうか。そうです。事件は決して人ごとではないとみんなが想像をすることが変な事件を防ぐ唯一の抑止力につながるのです。それから事件を起こす人に言いたいのが「愛する家族や友だち、恋人が1人でもいいからいますか?」ということ。大切な人を悲しませないこと。そういう想像力が働けば、人の道を外す人がきっといなくなると僕は信じてやみません。
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