ミニマリストになってからも、モノを消耗品だと捉えることが難しかったりします。たとえば一眼レフカメラ。僕はお金を貯めて買ったので、非常に思い入れのあるモノです。しかし、結局モノは消耗品です。数年経てば、価格の半分にも満たない価値のないモノになってしまうのです。
それではなぜ人はモノに支配されるのかというと、脳の問題だと思います。コレクション脳は男に多いらしいのですが、集めだすとキリがないのが大変なところ。コレクション部屋がある人も多いのではないでしょうか。僕は昔、ベースボールシャツをコレクションしていました。その中には1930年代のビンテージがありましたが、今考えるとバカなのではないかと思います。いやバカだったのです(笑)。着もしないベースボールシャツを所有して満足していたような気になっていたのです。やがてミニマリズムに目覚めお片付けをすることになりますが、僕はもう1度お片付けをしてみたいという結論に達します。ミニマリストでもう1度お片付けしたいと考える人はやはりいるそうです。それだけお片付けは非常に気持ちがいいものなのです。
家、部屋に何もない状況は心の開放感を表しています。服も少ないのでカビの心配もありません。服って意外と湿気を吸い込むので所有していれば所有しているほどカビの発生が高まります。昔はカビ臭い古着とか着ていましたが今では考えられない話です。とにかくモノは結局、消耗品。高級車も高級住宅も所詮は消耗品なのです。そのことを頭に入れながら生きていきたいと思いますね。
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