ファッションは時を超えるか

　雑誌を整理していたら、ずいぶん前の「TUNE」という雑誌が出てきました。ストリートスナップをまとめた雑誌で今、まだあるのかは不明ですが、出てきたTUNEを見返していて驚いたことがあります。その中の男の子たちのファッションに全く古さを感じなかったことにです。つまりTUNEのカメラマンさんは流行っている服装かどうかではなくて、その服が似合っているか、コンセプトを持って洋服を選んでいるか、という目線でスナップをしているのだと気づきました。
　余談になりますが、昔、原宿を歩いていたらTUNEのカメラマンさんに声をかけられ、1度だけ撮って頂いたことがあります。番号札を持って撮影するところが、他のスナップと違っていました。
　音楽や映画と同様に、ファッションは時を超えるのだと僕は確信しています。