無名の人間が世に出る時に、トレードマークを作ることがありますが、僕はそういう人が好きです。嫌いだと言う人の言い分は「見た目のトレードマークではなく作品、中身で勝負しろよ」なのでしょう。ですが、世に出ることは大変であり、あのジミヘンドリックスのヘアースタイルでさえパーマなのです。あのヘアースタイルはジミヘンドリックスのトレードマークでした。まあ、彼は若くして他界してしまいましたが。
それからファッションのトレードマークも存在します。いつも同じようなファッションを身に付けることで、何となくな感じがアピールできます。それもトレードマークのひとつでしょう。このように考えていくと無名の人間にこそ、トレードマークは必要といいますか、何かをトレードマークにすることは楽しいことかもしれません。
アーティストやミュージシャンは、トレードマークを捨ててから本当の勝負が始まると思います。前述のジミヘンドリックスはトレードマークを捨て去る以前に夭折してしまいました。生きていたらどのような変化を我々に魅せてくれたでしょうか。
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