僕は明るい人が好きです。それは僕が明るくないからであり、自分にないものを持つ人に憧れを抱いているからなのでしょう。たとえば、明るい人はネガティブな思考をしません。自殺をする前提で、生命保険に入る人がいないように、明るい人は暗いことを考えないのです。これは本能的なものなのか、育った環境下なのか、あるいは脳の突然変異なのかわかりませんが、明るい人に「なぜそんなに前向きなんですか?」と聞いても笑うだけで、何か明確な返答は聞こえてこないでしょう。
そもそも明るい人は暗い人を別の人種くらいにしか考えていません。その意味で、明るい人と暗い人が本当の友だちになることはありません。根本的に人種が違うからです。
僕が明るい人間であったなら、真っ黒に日焼けしたサーファーになっていたと思います。インドアな僕には考えられない話ですが、人種が違うという妄想でございました。
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