画家のジミー大西さんは絵を描くのをやめてしまったそうです。自分の絵に対する価値を時給にしてみたらアホみたいに低かったからという理由からです。それから比べると僕なんて時給数円なのではないでしょうか。それでも僕は諦めません。
ジミー大西さんは自身の活動に生産性がないと判断し、筆を折ったのです。この生産性があるかどうかということはとても大切なことです。たとえば、友人との関係でも、関わっていてつまらないのであれば、それは生産性がないということ。得るものがないのであれば、自然と関わることをやめてしまうはずです。逆に一緒にいるだけで楽しい友人との関係はかけがえのない時間であり、生産性があるということです。
ビジネスにおいても仕事ができる人は生産性が高いと評価されます。営業成績が良い人は生産性が高いのです。よく職場では仕事ができる人は2割、全くできない人が2割、残りの6割はいてもいなくてもいい人と言われます。これはおもしろい話で、学校のクラスの縮図と極めて似ています。
世の中は、いてもいなくてもいい人。つまり、ふつうの人が大半なのです。そう考えると、人類の2割が社会貢献しているだけで、世の中は特に問題なく回っているのです。生産性があるかどうかなんて、別に考えなくても良いのではないでしょうか。
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