世の中に類似商品はどのくらいあるのでしょうか。きっと数え切れないほどあるのでしょう。そこで今日は、ミニマリストの類似性について。無印良品のパスポートケースを使ってみたり、薄い財布アブラサスを利用したり、私服の制服化を行ったりする彼らは、なぜ同じような行動を取るのでしょうか。そこには何かがあるはずです。
モノを減らすことに成功したミニマリストはより快適な生活をしようとします。そこで鍵となるのが、インスタやTwitterの利用。つまり、ネットで便利なものを探すので、先輩ミニマリストの紹介する商品を使ってみようと試みるのです。ということはミニマリストは実は自分に自信がなく、他のミニマリストはどのような生活をしているのかを気にしながら生活していることがよく分かります。以前にも記しましたが、本物のミニマリストはSNSを使用しないでしょうから、表に出てくることはありません。ところが、ネットで「ミニマリスト」と検索をかけるだけで多くの情報が溢れかえってきます。これでは類似商品のようで、本物にたどり着くことは難しいのは当然です。
ミニマリストにはミニマリストとミニマリスト的な人が存在するのです(なんか聞いたことあるな)。本物のミニマリストは非常に少なく、ほとんどが偽物ミニマリスト、えせミニマリストなのです。昨年のラグビーで話題になったのがにわかファンというもの。このにわかファンがミニマリストを自称する要因になっているともいえるでしょう。ミニマリストは他のミニマリストと同じ商品を所有することで安心感を覚えるのです。そうでなければ同じような行動をとる理由が見当たらないのです。ミニマリストも所詮は人間。誰かと一緒であることに安心することもあるのでしょう。
そもそもミニマリストというワード自体は非常にキャッチーです。「あの人ミニマリストだから」と指をさされることは嫌な気分はしません。僕も1度だけ、ほとんど初対面の相手から「もしかしてミニマリストですか?」と言われた時はとても嬉しい気持ちになりました。ついに自分にもミニマリストオーラが出てきたのかと鏡の前で確認したりもしましたね。
結局、自分がミニマリストかどうかは第三者が決めることです。あまり気にせずにミニマリスト生活を楽しめば良いのだと僕は考えています。
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