2020年6月30日火曜日

とある電車内のセリフ

 今から数年前の話。朝、満員電車に乗っていたら同じ車両の遠いところから「このつり革は俺のだよ(叫)」と叫び声が聞こえました。その後「そんなもん関係あるか、次で降りろよコノヤロー」「ああ降りてやるよ、逃げんなよコラ」となり、次の駅で降りた2人は殴り合いのケンカを始めたのです。そのまま電車が発進してしまったので、どちらが勝者となったのかは不明ですが、非常に低レベルな争いであったと思います。僕は電車の中で、トラブルとなった事例をいくつか目撃していますが、謙虚さと遠慮さが欠けているとトラブルになります。普通に電車の中で座る場合、両隣の人に会釈をしながら座ると絶対にキレられません。よくおっさん同士がスーツの裾を踏まれて「おい踏んでんじゃねえよコノヤロー」と言ってキレられるケース。これも会釈をしながら踏まないようにすると大丈夫なのです。だいたい電車の中をパーソナルスペースだと勘違いしてしまうとケンカになるのですよね。そのことだけを頭に入れておくと良い意味で緊張感を持って公共交通機関を利用できることになるので、トラブルを回避できるのだと思います。
 冒頭の「このつり革は俺のだよ」の男性は自分のつり革を持って帰らずに電車を降りてしまいましたが、なるべくなら人に向かって叫ぶ状況は避けたいと考える今日この頃です。

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