2020年8月29日土曜日

難しい歌

  僕は流行に疎くて最近の音楽業界について語る権利はないと思うのですが、ちょっと一言。最近の音楽は難しい歌が多いと思います。カラオケで歌いづらいという意味です。もちろん、一般人がカラオケで歌いやすいかどうかは別に作り手にとっては関係のない話です。とはいえ、音楽業界にも流れみたいなものはあって、より難しく高度な歌を披露することこそが主流なのだと思います。高音から低音にかけての振り幅が激しくて僕には絶対に歌えませんね。鼻歌も無理です。

 そういえば学生時代よりも電車に乗る機会が減ったせいか、電車の中でギターやベースを抱える若者を見かけなくなりました。昔は本当によくいたのですよ。それはつまるところ、バンドマン自体が減っているのかもしれません。若者は堅実で夢を追いかけるリスキーな生き方はしたくないと、そう考えているのでしょう。確かに髪の毛をゴールドに染め、ロックンロールを目指すことははた目では滑稽に映るものです。僕の周りにも昔いました。彼らは今何をしているのでしょうか。結構普通のビジネスマンになっているのかもしれませんね。人生は誰にもわからないことですから。

 音楽は時代を映す鏡のようなものです。これからも毎年毎年、人気の流行歌が生まれることでしょうが、なるべくなら口ずさみやすいヒット曲がいいと個人的に僕は思います。

 



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