2014年12月31日水曜日

紅白歌合戦について

 僕は、子どもの頃、年末大晦日、毎年恒例NHK紅白歌合戦があまり好きではありませんでした。なぜかというと、非常にしらじらしい感じがしたからです。大人になって知った事ですが、紅白歌合戦は1ヶ月前からリハーサルを行うそうです。加えて、NHKでは忘年会にもリハーサルがあるそうです。子どもの僕は、そのリハーサルの結果として完璧な状態で披露される紅白歌合戦をしらじらしく思ったのでしょう。確かに、紅白歌合戦は生放送ですし、大物がたくさん出演します。さらに、NHKは受信料を徴収している日本で唯一の国営放送局。完璧にして放送を迎える必要があるのは当然です。
 大人になった僕は今、紅白歌合戦が大好きです。お手洗いに行くのが惜しいくらいです。紅白歌合戦はショーであり、その年の1年が詰め込まれている番組でもあります。以前は、演歌歌手の時にトイレに行っていましたが、最近は演歌も好きなので、見逃せません。
 子どもの頃、好きではなかった紅白歌合戦を好きになったということは、僕が年を取ったということです。
 みなさま、良いお年をお迎えください。

2014年12月30日火曜日

ラッパーがかっこいい

 「今更ですか」と怒られそうですが、僕はラッパーがカッコイイと思い始めました。見た目も中身もラップが好きそうではないですが。
 ところで、どうして僕がラップを好きになったのかというと、それは韻です。聴いていて気持ちがいいですよね。韻というのはラップだけでなく、演歌やJ-POPでも使われています。そして僕はちょっと韻を踏むことにチャレンジし始めました。とにかくラップは韻を踏むのが難しいです。まずは、単語からです。リンゴならば、信号とがですね。プロのラッパーはフリースタイルでいきなりやるんですから、スゴイとしか言いようがないです。
 日本語で初めてラップを披露したのは、吉幾三だとか、加藤茶だとか、タモリだとか諸説ありますが、本当にお茶の間に浸透させたのは、スチャダラパーではないでしょうか。詳しい方がいらっしゃいましたら、是非教えてくださいませ。

2014年12月29日月曜日

空に惹かれて


空の青さを見つめていると 私に帰るところがあるような気がする ~谷川俊太郎~

 僕は空が好きです。とりわけ青空に惹かれます。みなさんも空が大嫌いな人は少ないですよね。僕は春夏秋冬どの空も好きですが、やはり晴天の青空が1番好きです。見とれてしまいますし、写真にもおさめたくなります。ひとはどうして青空に惹かれるのでしょうか。理屈では説明できないことかもしれませんが、非常にうまく表現している言葉があるんです。
 冒頭の引用は、谷川俊太郎さんの詩です。ひとは自分の居場所を求めます。時に迷ったり、つまづいたり、いい時もありますが、人生はそううまくは行きません。そんな時に、空を見ると「ああ、綺麗だな」の向こうに、いくらかの解答が得られるような気がします。
 谷川俊太郎さんは日本を代表する素晴らしい詩人です。言い得て妙ですね。

2014年12月28日日曜日

アーティストが若くして死んでしまう理由

 アーティストとりわけミュージシャンは20代で他界してしまうケースが多いです。しかも、それは自殺が多いです。ファンにとっては、悲しみを通り越して心のよりどころを失ってしまった気持ちになります。諸説ありますが、僕は才能のある人は、センシティブ過ぎるのだと結論付けています。周りが何を言っても、本人が「もうダメだ」となってしまうのだと思います。
 夭折したアーティストにはジミヘンドリックス・カートコバーン・ジャニスジョプリン・尾崎豊などが挙げられます。ミュージシャン以外でも若くしてこの世を去っています。
 僕が最もショックを受けたのが、フジファブリック志村正彦さんの死です。2006年頃、僕は帽子屋にいたら、流れてきたのがフジファブリックの『茜色の夕日』。店員さんにアーティスト名と曲名を教えてもらいました。僕とフジファブリックの出会いです。そして2009年の12月に天才は旅立ちました。あれからもう、5年の月日が流れたのですね。
 彼が生きていたら、どれだけの名曲が誕生したのでしょうか。

2014年12月27日土曜日

僕たちの生きている世界

 こんばんは。みなさんは宇宙人とか宇宙の話に興味がありますか?僕は全く興味がありません。飛行機も1回しか乗ったことがないくらいですから。地球の果てになんて行きたいとも思いません。
 ところが、僕は幽霊の存在は信じています。おばあちゃんの幽霊を見た事があるからです。それは倉庫整理のアルバイトの最中でした。家に帰って、母にその話をしたら「今日は、おばあちゃんの三回忌だよ」。おばあちゃんは、僕を心配して見に来てくれたのでしょうか。それから約3ヶ月後に僕は交通事故に巻き込まれたのです。
 信じるか信じないかは、あなた次第。

2014年12月26日金曜日

フォロワー数は多い方が偉いのか

 SNSが普及するにつれ、Follower(フォロワー)という言葉が完全に定着しましたよね。人気アカウントとは当然のことながら、フォロワー数が多い人の事を指しています。だからといって、フォロワー数が多いアカウントのSNSが素晴らしいとは限りません。僕が大好きなインスタグラムでは、めちゃくちゃかっこいい写真ばかりなのにフォロワー数がそれほどでもなかったり、逆にたいした写真がないのにフォロワー数が多かったりします。僕は、こういった自分の感覚的な視点を大切にしたいと考えています。自分の視点がないと、フォロワー数が多い=偉い、になってしまい大変危険です。なぜかというと、インスタグラムの場合はゴーストフォロワーみたいな人たちがいて、その人たちは、真剣に写真を更新していないし、交流を図ろうなどとは考えていないからです。
 最終的には、好みになってしまうのかもしれませんが「みんながフォローしているから自分もしよう」という行動だけは取らないよう気をつけたいと考えています。
 みなさんはどうお考えですか。

2014年12月25日木曜日

先生と呼ばれる業種

 みなさんは先生と聞いて、どんな職業を思い浮かべますか。僕は医者や弁護士です。他にも政治家や教師、作家、専門知識を教える専門家などが、先生と呼ばれますよね。今日は僕が病院に行って出会った先生すなわち医者についてお話したいと思います。
昨年の夏、僕は自宅でミニサッカーをしていました。すると右足の小指を壁の角にぶつけてしまい、小指と薬指の間が避けてしまい、肉が見えてしまうケガをしてしまいました。すぐ病院に行き5針を縫いました。その先生はとても親切で「ちょうど1週間後にまた来てください。抜糸しますから」とのこと。1週間後に同じ病院に足を引きずって行きました。するとこないだの先生とは違う先生が担当でした。先生はなぜか不機嫌な様子で「病院に来たからって何でもかんでも治るとは思わないで下さいよ(怒)」と抜糸をしながら、言われました。確かに医者は偉いです。誰でも医者になれるわけではありません。だからといって、初対面の患者に対して言う言葉でしょうか。
 知人にその話をしたら、弁護士もなぜか異常に偉そうな人が多いよと言っていました。きっと「先生先生」と言われているうちに無意識のうちに一般市民を小馬鹿にしてしまうようになってしまうのではないでしょうか。すべての先生がそうだとは限りませんので、あしからず。
 前述の病院には、僕は2度と行くつもりはありません。

2014年12月24日水曜日

Twitterについて

 みなさんはTwitterは、ご使用されていますか?僕は今年から使い始めました。ゆる~い繋がりがとても楽しいですよね。最近、Twitterを使っていて思い始めたのですが、なんだかつぶやかなければならないという強迫観念のようなものにとらわれてしまう自分がいる事です。Twitterはいつでもツイートしたい時にするからTwitterな訳で、ツイートしなきゃとか、いつもこの時間にツイートしているからつぶやこう、というのではTwitterを使っていても楽しくありませんよね。
 ところで、僕は有名人をフォローしていますが、その有名人はどうやら本人がTwitterをやっていないみたいです。おそらく事務所の方が代わりに、使っているのでしょう。Twitterの使い方も千差万別、人それぞれです。
 スマートフォンが普及してから、世界中の人がスマホに触れている時間が増えました。僕もそうです。とはいえ、依存することなく上手に使いこなして、生活を豊かにするためのものとして大切にしていきたいと考えている今日この頃です。

僕のTwitterのアカウントはこちらです☟
https://twitter.com/tuntunsityauzo

2014年12月23日火曜日

歩くということ

 突然ですが、人間は二足歩行ですよね。みなさんは最近歩いてますか?僕は全然歩いていませんでした。駅構内でもエスカレーターを利用し、百貨店では2・3階の距離でもエレベーター。普段はバイクや車。全くと言っていいほど歩いていませんでした。その僕が最近、歩き始めました。なぜがというと、腰が痛くなったから。お恥ずかしい限りですが日頃の不摂生がたたったのでしょう。腰の調子が悪くなり、知人から歩いていないことが原因だとアドバイスをいただきました。それから少しずつ歩き始めました。最初は1日15分でした。だんだん距離と時間が長くなり、今では1時間くらいは歩けるようになりました。歩いてみると結構いろいろな発見があり楽しいです。特に珍しい標識を見つけたり、いつも通っている道の名称を知ったりすると興奮してしまいます。好きな写真もついつい撮ってしまいますね。
 歩いていると、人間の本質というか、本当の魅力について考えてしまいます。どんな家に住んでいるのか、何の車に乗っているのか、何の職業についているのか、どこの国の人間なのか、何歳なのかとか、そういうことはどうでもよくなります。ただここにいる自分。
 魅力的な人間になりたいと思いますね。

2014年12月22日月曜日

学童指導員は子どもがいない時間に何をしているのか。

 みなさん、学童指導員って知っていますか?保育園の小学校バージョンって感じで、単身世帯や共働き世帯の小学生が放課後を過ごす場所の先生です。僕は以前、学童の施設でアルバイトしたことがあります。そこでは臨時職員、パート、契約職員、正規職員の雇用形態があり、僕はパートでした。
 正直、子どもとの関わりより大人との関わりのほうで、悩むことが多かったです。はじめに疑問に感じたのが、学童の指導員は子どもがいない時に何をしているのかという点。パートは子どもが帰ってくる時間からの勤務でしたから、子どもがいない時間帯の仕事や様子が分からないのです。思い切って、ひとりの正規職員の女性に尋ねてみました。「子供がいないときは何をされているのですか?」すると露骨に嫌な顔をしてから「事務作業と掃除です」と教えてくれました。なぜ露骨に嫌な顔をしたのかは察しがつきました。つまり、あなたはパートさんなんだから、そんなことは気にしなくて良いということなのでしょう。そんな感じで学童の中のことについて上司である正規指導員に聞くのは失礼みたいだったので、僕は文献を探しました。近所の図書館です。いい本があったら、Amazonで買おうと考えたのです。しかし、文献がほとんどなかったので、ネットで検索してみましたが、あまり情報が得られませんでした。
 僕は学童のパートでA学童、B学童、C学童、D学童、E学童をローテーションで勤務しました。そこで見えてきたことがありました。ある学童では明らかに子どもがいない時間に正規職員の男性Sが学童にいないという事実です。その男性学童指導員Sは本人いわく「コネで入って指導員歴9年目なんだけど、ずっとこの学童にいる。俺は保護者からここにいてくれって言われてるんだ」ということでしたが、玄関に張り紙をしており、その内容は”午前中は所用で不在なためご用がある方は携帯に連絡をください”というものでした。僕はその学童に、いつも14時からの勤務でした。ある時思い立って、13時45分ごろ出勤してみたのです。するとその学童指導員Sはカーテンを開けており出勤したばかりでした。その学童には、Sの他に契約職員の女性と、ずいぶん長く働いているパートの女性がいました。年度末の3月末に契約職員の女性は、「軽いいじめを受けている」ことを理由に退職することを僕に伝えてくれました。その方はとても一生懸命仕事をしているように見え、また僕自身、その方と働くのが楽しかったので、とても残念でした。その方に、正規職員の男性Sについて尋ねたところ、やはり子どもがいない時間帯には学童にはいないという確認が取れました。加えて、長く働いているパートの女性も、その男性指導員Sのすべてを把握しながらも、何も言わないそうです。僕が働いた地域の学童は長く同じ学童にいると偉いという風潮があり、当時長い人だと15年間同じ学童で働いているケースもあるみたいでした。長く同じ学童に同じ指導員がいることのメリットはわかりませんが、デメリットはその指導員の家のようになってしまい、やりたい放題になってしまうということです。学童は閉鎖されていますから、問題が起きても隠ぺいすることは簡単なのでしょう。前述の長く働いているパートの女性も男性正規指導員Sの問題が明るみになり、自分までどこか別の学童に飛ばされたら面倒だから、何も言わないのだと思います。そういえば僕はその学童で、長く働いているパートの女性から「ここの学童では、パートは保護者とは接触しないでくださいね」と釘を刺されていました。男性学童指導員Sが、自分で直接僕には言わずに、長く働いているパートの女性を通すあたりが、非常にいやらしいなと思いました。おそらくやましいことがたくさんあるから保護者との接触は自分だけにしたかったのでしょう。
 僕は5つの学童で働いてみて学童指導員の特徴に気づきました。大きく分けると3つあります。
①ジャージを着ている(あまり体を動かさないのに)
②施設の外に出ない
③好き嫌いが激しい
 まずは①ですが、なぜかジャージを着ていますね。②ですが、おそらく夏は暑く冬は寒いから外に出ないのでしょう。外に出なくて体も動かさないのに、ジャージを着ているなんて謎すぎます。ただ、外部から見たときにジャージを着ているといかにもって感じはしますよね。最後の③ですが、これは問題です。僕が言う好き嫌いが激しいとは、大人同士という意味です。正規指導員同士の相性が悪いとどちらかが、退職してしまうんですね。大人が仲が悪いのは、子どもに伝わりそうなものですが・・・。
 すべての人に当てはまるとは言えませんが、かなりの確率で3つのどれかが当てはまると思います。それはなぜなのか、自分なりに考えてみました。
 第一に挙げられるのが、学童指導員には学童専門の国家資格がないという事です。学童指導員は教員免許を保有している人が多いです。ところが、それは大学時代、教師を目指しており、教員免許は取得したものの教員採用試験には落ちたという人が多いのです。おそらくコンプレックスを抱えたまま学童で働いているのだと思います。保育士もそうです。保育園で働きたかったけど、縁がなかったとかですね。そもそも教員免許は学校で働くためのライセンス、保育士は保育園で働くためのライセンス、幼稚園教諭は幼稚園で働くためのライセンスです。では、なぜ学童専門の国家資格がないのでしょうか。これは不思議でなりません。
 第二に、学童指導員は子どもが大好きで、当然のことながら、子どもたちからも好かれていると勘違いしているのではないでしょうか。僕が勤務した学童では子どもたちの夏休み期間中に正規指導員が1週間ずつ夏休みを取っていました。子どもたちは僕に「ねえ〇〇は何でいないの?」と尋ねてきました。僕は「夏休みだよ。すぐ戻ってくるから大丈夫だよ」と答えました。すると子どもたちは「戻ってこなくていいよ」と言いました。きっと子どもたちにとってその学童指導員は長いこと、その施設に居過ぎる存在なのだと感じました。
 例の男性指導員Sはまだその学童にいるそうです。僕はその学童に初めて行った時、子どもたちにこう言われました。「ねえねえ、Sはね、気に入らないパートや指導員は必ず追い出すんだよ。気をつけなよ」
 みなさんのお近くの学童指導員はどうでしょうか。素晴らしい学童指導員に恵まれている事を願うばかりです。
 これ以上僕から学童について申し上げることはできません。
「あなた所詮は元パートさんじゃないですか」って言われておしまいですから。
『学童保育の障がい児担当に無資格のパートアルバイトが多い理由 』☟
http://tundereboyz.blogspot.jp/2015/07/blog-post_12.html

2014年12月21日日曜日

水道橋博士の文章力

 正直、偉そうに人の文章力について語れる身分ではありませんが、最近読んだ本で文章を書く能力が高いと感動したのがこの方。そう水道橋博士。最初はタレント本という感覚で拝読しましたが、この方はタレントではなく作家だなと読んですぐに気づきました。水道橋博士さんはビートたけしさんのお弟子さんなのです。ビートたけしさんといえば、コメディアン、俳優、映画監督、画家など様々な顔がありますが、著書もたくさん出されています。しかしながら、ビートたけしさんはご自分では書かれないそうで、ビートたけしさんが語った内容をライターが文章にされているそうです。水道橋博士さんはビートたけしさんの芸人としての姿に憧れて、弟子入りをしたのでしょう。ところが、あまりにも師匠の偉大さに気付き、同じ芸人として師匠を超えることは難しいと悟ったのだと思います。ですが、僕は唯一、水道橋博士さんが師匠のビートたけしさんに勝っている部分があると考えています。それが彼の文章力です。
 文章って誰にでも書けるようですけど、なかなか書けないものなのです。池上彰さんが、誰にでもわかりやすく説明できるのは彼が頭脳明晰だから。同様に水道橋博士さんも非常に頭が良いのでしょう。そういえば、TVで西川きよしさんが「芸人は頭が良くないとなれない」と目を大きくして、お話しされていたのを思い出しました。
 最後になりますが、僕が読んだ水道橋博士の本は『藝人春秋』です。

2014年12月20日土曜日

あたりまえの素晴らしさ

 インフルエンザや風邪が流行っています。みなさんは大丈夫でしょうか。僕は先週、37度台の熱が出ましたが、無事回復致しました。不思議なもので、風邪をひいて寝込んでいたりすると、健康な時のあたりまえの自分が、うらやましく思えたりします。つまり、健康である毎日に慣れてしまうとあたりまえがあたりまえではなくなってしまうということです。
 あたりまえは、健康だけではなく、様々なところに存在しています。あたりまえのように予定時刻に電車が来る、あたりまえのように学校や職場に冷暖房が整備されている、あたりまえのように愛する人が隣にいる。それらは、いつかはあたりまえではなくなるかもしれないんです。そして、あたりまえが崩れ去った時、あたりまえの大切さに気付くんですね。
 愛する家族や友人ともいつかは離れ離れになるかもしれない。自分は明日は生きていないかもしれない。
 だから、あたりまえは尊いものです。

2014年12月19日金曜日

結局、何だったのか

 STAP細胞についてである。自殺者まで出しておいて、STAP細胞の再現実験は、打ち切りだそうで、本当に真相は闇である。もしかしたら、何十年後には実はSTAP細胞はあった、となるかもしれないが、現時点では存在しないということらしい。だとするならば、小保方さんに責任があるという見方が正論だろうが、日本は組織を重んじる国なのだから、小保方さんを研究ユニットリーダーに抜擢した理化学研究所にも責任はあるはずだ。
 ここでよく耳にする責任を取るということについて考えてみたい。企業で、何らかの不祥事が起きた場合、そのトップが辞任する形で、とりあえず終焉をむかえるから、要は辞めれば済む。辞めることが責任を取ることなのだという印象が僕にはある。しかし自殺してしまった人は責任を取ることすらできない。人間は強そうな人間ほど、案外もろく、弱そうな人間ほど、図々しく長生きするのではないかと考えてしまう。
 結局、何だったのか。

2014年12月18日木曜日

時間の使い方

 「人間に与えられた唯一、平等なものがあります。何だか分かりますか?」
僕が高校生の時、倫理学の担当教諭だった方が発した質問です。みなさんなら、どんな解答を用意しますか?その先生の解答は「時間」でした。つまり、人間は容姿や家庭環境を選んで生まれてくることができません。加えて世の中には、裕福な人間もいれば、貧困に苦しむ人もいる。そんななか唯一、時間だけが人間に平等に与えられたものであると先生は力説しており、僕の心にも深く刻まれた言葉となっています。誰にでも、1日24時間は変わりません。先生は、僕らにその1日24時間を上手に使って生きていってほしいとメッセージを送ってくれたんだと思います。倫理学の授業では、ほとんどの生徒が寝ていましたから、先生の言葉を記憶している生徒は少ないにちがいありません。だから真面目に授業を受けていた僕は非常にラッキーです。
 先生。素敵な言葉をありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

2014年12月17日水曜日

土下座問題

 ちょっとタイムリーではありませんが、昨年の大ヒットドラマといえば、やっぱり「半沢直樹」ですよね。「十倍返しだ~」って色々なところで耳にしましたから、見ていない人は少ないかもしれません。このドラマでカギになっているのが、土下座だと僕は考えています。このドラマの影響からか、全国では、クレーマーによる店員に対する土下座強要事件が多発しました。逮捕者も出ていますから、もはや社会問題です。僕は、今まで生きてきて土下座したり、土下座させたりしたことはありません。もしも自分が買い物に行って、土下座している人を目撃したら、嫌な気持ちになると思います。    
 佐高信さんは、「自分が土下座できる人間は、平気で相手に土下座をさせる人間だ」と発言していますが、これは至言です。つまり、たいていの人間は土下座なんか見たくないから、強要なんかしません。ところが、自分自身が簡単に土下座できる人は、それを簡単に他人に要求する。簡単に土下座できる人なら、特に反省や謝罪の気持ちもなく、ただ謝れば済むくらいにしか考えていないのでしょう。
 簡単に土下座できる人は、慣れすぎて、でんぐりがえししないよう気をつけてください。

2014年12月16日火曜日

個性とは何か

 よく人は「あの人は個性的だよね」とか「個性的なファッションだね」とか言います。みなさんも1度は言ったり言われたりしたことがあると思います。ではその個性とはいったい何なのでしょうか。たとえば、たいていの中学や高校には校則があり、髪の色に対する規定があるでしょう。黒髪しか認められていない高校に頭髪をゴールドに染めた学生がひとりいたら、大変目立ちます。僕は、世間一般で言うところの「個性」ってそういうことなのではないかと考えています。その金髪の学生は学校の中では浮いてしまいますが、渋谷や原宿に行ってしまえば、誰も見向きもしないはずです。
 つまり、「個性」とは、人間が属する集団(学校や職場や地域)の暗黙の規律から外れていたり、普通の人とどこか違っている事なのだと思います。大人や社会は必死に「個性を大切に」などと子どもに教育をしますが、そんな嘘は子どもには通用しません。社会や世間は、人と違うことをする人間を許さないし徹底的に排除しようとするんですから。
 それでも個性的な仕事をし続ける人は非常に少数ですが、存在します。その人たちは毎日毎日、闘っているのだと思います。

2014年12月15日月曜日

偉人たちの予見

 昔の偉人、つまり私たちと同時代ではない偉人の予見が驚くほど的中しているということがあります。まず一人目が三島由紀夫。僕は、金閣寺しか読んだ事がありませんが、彼の同時代のコアなファンは、三島由紀夫が割腹自殺したと知って、ショックで寝込んでしまうほどだったそうです。
 さて、その三島由紀夫は、日本は無機的な、空っぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない国になってしまうと予見していました。なんだか的中していますよね。カタカナの横文字ばかり使いたがる文化人気取りの人なんかまさしくそう。
 次に挙げるのが、アンディー・ウォーホール。マリリンモンローのシルクスクリーンで有名な方ですね。彼がこんな発言をしています。
「未来には、誰でも15分間は世界的な有名人になれるだろう」
これはまさしくネットやSNSにより、自分を発信できる将来が来ることを指していると思います。その意味で、アンディー・ウォーホールはスゴイです。今やネットでは世界中の人々と一瞬にしてつながることができます。かくいう僕も今年から本格的にSNSを使い始めました。特にインスタグラムは写真であるために言葉の壁が少ないから、異国の人々とのつながりを実感しやすいです。正直な話、僕も15分間でいいから有名になってみたいのが本音です。
 先ほど、ネットやSNSの普及により、世界中の人々と一瞬でつながれると記しましたが、その分、心の中が空っぽになってしまったような虚しさも僕にはあります。

2014年12月14日日曜日

選挙に行ってきました

 夕方、ふと選挙に行かなければと思い、近所の小学校の体育館まで歩いて行ってきました。
ところが、自分のこの1票が、国を動かすとか政治を変えるといった実感につながらないのは、なぜなのでしょうか。僕は今まで生きてきて、政治家になりたいという人間に出会ったことがありません。それはきっと、一般家庭の地盤・看板・鞄を引き継げない若者が政治家になれるはずがないとあきらめていることや、単純にかっこいい政治家がいないから、憧れて政治家を目指さないことが根底にあると僕は、考えています。
 そういえば、アメリカは選挙に行かないと自動車の免許の更新ができなくなるんですよね。
選挙について、みなさんはどう考えていますか。
 

2014年12月13日土曜日

今年を漢字一文字で表すと

 
 発表になりましたね。毎年恒例の今年の世相を漢字で表すイベント。
「税」が選ばれました。僕の予想は「泣」でした。
色々な記者会見で、泣いている方々が多かった気がしたからです。
僕が気になったのは、このイベントは日本漢字能力検定協会が主催しているという点。
加えて、このイベントは今年でなんと20年目だそうです。
全国からの応募で漢字が決まるといいますが、
やはりAKB48の選抜選挙みたいに漢字検定を受けないと
応募の権利はないのでしょうか。

2014年12月12日金曜日

インスタグラムの盗用問題について

 昨日のニュースで、インスタグラムのユーザー数が3億人を突破したと知った。僕もその中のひとりである。さて、インスタグラムの魅力と言えば、視覚的に表現できるということ。僕はTwitterも使っているが、インスタグラムのほうが、得意。
 先日、インスタグラムを使っていたら、僕の写真にいいねしてくれた外人さんがいた。その人のインスタグラムの写真を見てみると、僕の撮った写真がそっくりそのままコピーされ、あたかも自分で撮ったかのように投稿していたのに驚いた。こういうことは、モラルの問題で、著作権だとか肖像権だとか、難解な法律用語を持ち出したところで、モラルのない人には通用しない。正直、悲しい気持ちになった。

僕のインスタグラムのアカウントはこちらです☟
http://instagram.com/tokyocityboyz
 
 
 

2014年12月11日木曜日