「人間に与えられた唯一、平等なものがあります。何だか分かりますか?」
僕が高校生の時、倫理学の担当教諭だった方が発した質問です。みなさんなら、どんな解答を用意しますか?その先生の解答は「時間」でした。つまり、人間は容姿や家庭環境を選んで生まれてくることができません。加えて世の中には、裕福な人間もいれば、貧困に苦しむ人もいる。そんななか唯一、時間だけが人間に平等に与えられたものであると先生は力説しており、僕の心にも深く刻まれた言葉となっています。誰にでも、1日24時間は変わりません。先生は、僕らにその1日24時間を上手に使って生きていってほしいとメッセージを送ってくれたんだと思います。倫理学の授業では、ほとんどの生徒が寝ていましたから、先生の言葉を記憶している生徒は少ないにちがいありません。だから真面目に授業を受けていた僕は非常にラッキーです。
先生。素敵な言葉をありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
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