ノーベル賞というものは、僕には当然縁遠くて、今まで興味すら抱きませんでした。先日、ノーベル医学・生理学賞を日本人の大村智さんが受賞されました。そのニュースで大村さんの経歴を紹介していましたが、それを観て僕は驚いてしまいました。僕は今まで、ノーベル賞を受賞される方は、その道一筋のエリート街道を突き進んでいる方ばかりだと思い込んでいたからです。これは大村さんがエリートではないという意味合いではなく、非常に苦労を重ね、努力をし続け現在に至るという意味です。
大村さんは山梨大学を卒業後に定時制高校の教諭になるのですが、そこで必死に勉強する生徒たちを見て、勉強をし直すと心に決めて東京理科大学大学院進学を経て研究員になった方です。これは文章で書くと簡単なことですが、なかなかできることではありません。もしも大村さんが夜間部ではなかったら、再び勉強をしていないのかもしれないですし、今回のノーベル賞受賞もなかったのかもしれません。
大村さん、ノーベル医学・生理学賞受賞、本当におめでとうございます。そして僕は大村さんから努力は人を裏切らないのだということを学習しました。
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