昔の職場でアルバイト入社してきたA君が、店長ともめていました。理由はA君が就職が決まったので、アルバイトを辞めたいというものでした。店長の言い分は「急に言われても困る。せめてGWくらいまではいてほしい(怒)」とのこと(GWは四ヶ月後でした)。しかし、A君はおめでたいことに就職が決まったわけです。差別されるフリーターから正社員へと昇格できるわけですから、まっとうな言い分です。
結局、予定が組まれているシフトを消化した段階で、退職という流れで問題が解決しました。この話はおもしろいことに双方の視角が全く異なる点です。店長はアルバイトA君のことを大勢いるアルバイトのひとつの駒のようにしか考えていないのです。一方でA君はそのような職場に長くいることが嫌だったのでしょう。もしかしたら就職が決まったというのも嘘であり、単純にアルバイトを辞める口実に過ぎなかったのかもしれません。
一般的な店長であれば、「就職おめでとう」と言って、送り出してあげるのですが、器の小さな店長であったので、問題の解決地点をどこにするかでもめてしまったのです。
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