2025年6月26日木曜日

握手してお別れ

  とある知人が恋人と握手してお別れしたそうです。なんとも微笑ましく、また切ない光景でもあります。どちらからともなく「握手しよう」となったのだそうです。日本人って外国人に比べて圧倒的に握手することって少ないですよね?みなさまはいかがでしょうか。それから僕は有名人ではないので「握手してください」と言われたことはありません。逆に握手してほしいとお願いしたこともないです。人生を通じて印象に残っている握手といえば高3の時の卒業式。担任の先生が僕の近くにやってきて「公認会計士がんばれ。ツンデレならやれる」と激励してくれ、握手を求められたのです。みなさま「公認会計士って・・・」とお思いでしょうが、僕はその頃公認会計士を目指していたのです。その目標はその後すぐに挫折となりました(早っ)。

 僕にとって握手って政治家のイメージがあります。それは国内問わず。外交においては首脳会談とかで写真撮影のためでしょうが、双方が握手をする光景をよくテレビで目撃します。政治家は選挙運動とかで有権者にアピールするために、握手を求めます。人間は握手をすることでお相手との距離が縮まる心理があるのだと思います。そういえば、かなり有名な女優さんが10代の時に写真集を買ったお客さんと握手をするというイベントで「あの人たち気持ち悪いから握手したくない」というプロフェッショナルとは程遠い発言、行動を取って物議を醸したことがありました。確かに中にはイケメンで清潔感のある人とはかけ離れた人もいるかもしれません。しかし、芸能人はファンの人あってこそ。そこはきちんと割り切って潔く、そして気持ちの良い笑顔で握手会を行うべきだったでしょう。

 一般的な人生を送るのであれば、ほとんど握手の経験がないはずです。それは平穏で豊かな人生を歩んでいる証拠。反対に握手をすることが日常化している人は芸能人や政治家でしょう。要は有名人ってこと。有名人になることは握手することとセットだと考え、覚悟をしておく必要がありそうです。くれぐれも「気持ち悪いから握手したくないです」というようなことにならないように注意する必要があるでしょうね。


 

 

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