『幻の命』という曲をどこかで聴いて、その時、僕は初めて世界の終わりを知りました。ご存じの通り、大変な人気であり、出す曲出す曲大ヒットです。曲もさることながら、詞も良いと思います。
作詞作曲の多くはボーカルの深瀬慧さんによるものです。深瀬さんは10代の時に精神病院に入院していたらしいです。アーティストと精神病は切っても切り離せない宿命のような気がしますが、素晴らしい世界観を作り出すアーティストが世間一般でいうところの普通の人物なんてことは絶対にありえないわけです。
音楽とは違いますが、ビンセントヴァンゴッホなんてまさしくその典型例です。彼はまともになろうまともにならなければならない(家系がまともだから)と自分に言い聞かせながら結局、画家への道を諦めることはできなかった人です。一般家庭から画家になった最初の人は僕はゴッホだと思います。ですがゴッホは生きているとき狂人扱いをされ大変な人生を歩みましたし、気が休まる時がなかったのではないでしょうか。
同様に深瀬慧さんが、精神病院に入院することがなければ、SEKAI NO OWARIは誕生しなかったのかもしれません。
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