2016年7月16日土曜日

テロの恐怖

 ここ数年武装組織によるテロ事件が世界中で頻発しています。中には日本人の被害者の方もおります。これは、宗教間の対立が背景にあると言われていますが、僕は世界中の格差の広がりが原因なのではないかと考えています。
 一部の富裕層に対する不満が、暴力として表れている気が致します。基本的に貧乏人の子どもは貧乏なままですし、お金持ちの子どもはお金持ちになるのです。お金持ちには、資産があり、コネクションがあるのですが、貧乏人にはそれがありません。
 そういえば、元総理大臣の野田佳彦さんは、一般家庭からはじめて総理大臣になった人です。地盤、看板、カバンを持たずに総理にまで駆け上がった彼は、総理大臣として評価できるかは別として、非常に珍しいケースだと思います。
 話をテロに戻します。そもそも事件を起こす人は社会に不満を持つ者です。その不満を抑えることができなくなった時に事件化するのです。たとえ貧乏でも夢や目標があれば、理性が働くので事件を起こすことはないと思います。
 当分、テロ事件はなくならないでしょう。これから外国に旅行へ行く人も仕事で行く人も、あるいは日本国内にとどまるにせよ、いつテロに巻き込まれても不思議ではないと肝に銘じて生きていく必要がありそうです。

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