今年は松坂世代を筆頭にプロ野球選手の引退が非常に多いような気が致します。加えて、昨日には読売巨人軍監督の高橋由伸さんが成績不振を理由に退任を申し入れたそうです。彼はまだ43歳の若さ。松坂世代も今年で38歳の若さです。
テレビを観ている視聴者の大多数がプロ野球選手のその後について「これからどうするんだろうね」と考え、心配をしています。
時々、プロ野球選手の戦力外通告の番組等が特番で組まれたりしますが、その後は悲惨な状況が多いようです。栄光という光が強ければ強いほど、その挫折の影も強くなるものなのでしょう。
一般的な会社員である場合、定年というものが存在し、そこで引退となります。そこからは、年金生活でご隠居という流れです。よって事業を営んでいる人間や職人さん以外には、ある一定の年齢で必ず引退が訪れます。前述の高橋由伸さんはもう1年やってみないかと留意されたそうですが、それを断ったそうです。
個人的な僕の意見ですが、高橋由伸さんは3年前の監督要請を断り、現役続行にこだわっていたほうが良かったと思います。つまり、選択ミス、決断ミスです。もし現役を続行していれば、ジャイアンツ以外の別のチームでもボロボロになりながらでも2000本安打を達成し名球会入りを果たしていたはずです。しかし、時は戻りません。
巨人軍の監督になることは大変名誉なことです。その欲に負けてしまった現役引退と、ボロボロになって引退した松坂世代の引退とは雲泥の差のような気がするのですが、比較することは失礼に値するかもしれないのでやめておきましょう。
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