2019年2月10日日曜日

同窓会の現実

 友だちがひとりもいない僕は同窓会に出席したことがありません。それもそのはず、友だちがいないわけですから誰にも同窓会に呼ばれないのです。これを幸か不幸か考えてみると、他の人なら辛いでしょうが、僕にとっては気楽で良いので幸せなのです。
 歳をとると友だちが辛いと思います。家庭を持って子どもでもいればなおさらのことです。みんなと同じでなければならないわけです。歳を経って「みんなと同じ」というプレッシャーは結構きついものがあります。外国人とチャットしていた時に気づきましたが、30歳で独身であるとゲイではないかと疑われるのです。あるいはバツイチではないかと探られます。
 子どもの頃、理想の人生を想像して白紙の紙に書かなければならない授業は苦痛でした。ある程度の年齢で結婚し、ある程度の年齢で子どもを授かり、ある程度の年齢で仕事で昇進するといった漠然としたキャリアプランが僕には欠けていたようです。
 同窓会に話を戻しましょう。同窓会は前述のある程度のキャリアプランが成功している人たちが集まるものであって、大成功した人や逆にドロップアウトしてしまった人は呼ばれないのが現実であると僕は思います。

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