僕の身近にはヤクザがいないのですが、同級生の同級生でヤクザをしている人がいるそうです。ところが、同級生の同級生では身近とは言えませんよね。このブログを読んでいる人でヤクザに憧れを抱く人はいらっしゃるのかもしれませんが、僕にとってヤクザは恐ろしい人たちの集団の1人という感じ(指詰めとか入れ墨とかが特にこわい)。世界のマフィアからも日本のヤクザは恐ろしいとして知られているみたいです。それではヤクザになる人にはヤクザになる理由があると思うので今日はヤクザのお話。
①親や親戚にヤクザがいる
②先輩や友人がヤクザで勧誘される
③自ら志願し、組事務所へ行く
おそらく、大きく分けるとこの3つであると分析できます。それから学校を中退してしまいドロップアウトしてしまった人や、一般的な仕事ができない社会不適合者の存在が、あるきっかけを持つことからヤクザになるケースも挙げられます。タイトルにあるように、身近にヤクザがいない要因は、ヤクザが一般人を装っていることが考えられます。暴対法以後、組事務所にエンブレムを掲げ、表立った活動ができなくなった彼らは、インテリヤクザとなり、あるいは田岡一雄さんの「正業を持て」のように正業を持ちながら、実は暴力団構成員である等の例があるのでしょう。半グレ集団の中には親兄弟、親戚全員暴力団というかたもいるわけで、そうなると悪の道へ進むことは当たり前であるとも言えるのです。
暴力団はどのようにして生計を立てているのかというと、上納金なのです。数年前に日本で最も大きな指定暴力団が分裂をしましたが、そのきっかけが上納金のパーセンテージが高すぎるというものだったと聞きます。組織という意味で上はできるだけ多くの上納金が欲しいですし、下はできるだけ上納金を少なくしたいと考えるのは自然です。正業を持っている人も、年収が低い場合は、生活苦になるでしょうし、そこまでしてヤクザでいる意味、意義を疑うことは自然な流れだと思います。大阪のヤクザの人は「東京はおそろしい。誰がヤクザで、誰が一般人なのか、わからないから」というように見た目がヤクザであるかどうかが、日本国内の地域によって異なることもおもしろい事実です。
僕にとって理想のアウトローは万年東一氏。氏は「ヤクザは汚い」と言って毛嫌いしていたそうです。万年東一は本当にかっこいいですね。僕にとっては理想の男像です。とはいえ、個人的にも、これからも身近にヤクザはいないという人生を歩みますが、そこらへんにたくさんいるような気もするので、こわいなと考える今日この頃です。
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