「テレビがおもしろくない」こんな発言を最近よく耳にします。はたして本当にテレビはつまらなくなってしまったのでしょうか。僕は以前、コメディアンの中ではダウンタウンが好きでよく観ていました。彼らは今だに第一線で活躍しているし、2人組のコンビでは、今でも1番おもしろいと思います。しかしながら、僕はダウンタウンの番組はほとんど観ません。それどころかテレビ自体をほとんど観ないのです。観るとしたら、ニュースぐらいのものです。
僕の中で、時間の使い方が変わりました。だから僕はテレビを見なくなったのです。替わりに、スマホを使う時間、読書に費やす時間が圧倒的に増えました。
一方で、テレビの世界に変化は訪れているのかと考えると、それはなかなか難しいのが結論かなと思います。バラエティーでは、BIG3がまだ現役ですし、所さん、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、爆笑問題、ナインティナインが冠番組を持っています。その下の世代がしゃべくり007の方々でしょう。そういえば島田紳助さんが芸能界を引退する前に「俺が若手だったら、くりぃむしちゅーの上田についていく」と言っていましたが、その後見事に上田さんは司会業でご活躍されていますから、島田紳助さんの予見は的中です。結果、バラエティでは、新しい顔ぶれが少ないながらも、十分おもしろいです。
次にドラマについてですが、たまに観ますが、最終回まで続かないです。『MOZU』は最後まで観ましたが。先日、ドラマの再放送で『古畑任三郎』を観ましたが、とても面白かったです。ドラマについていえば、全体的にネタ切れなのではないでしょうか。
最後になりますが、「テレビがおもしろくない」と言われる所以は、娯楽が増えたからなのだと思います。単純に、チャンネル数も増えていますし、前述のスマホやネットなどで時間を潰す人が増えたのだと思います。よって、テレビはつまらなくなったのではなく、視聴者がテレビの前から離れてしまったのです。機会があり、テレビをつければ、普通に楽しめるし、ためになったりするのです。僕は、離れていった視聴者が再びテレビの前で釘付けになる番組の出現を心待ちにしております。
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