人当たりがソフトな人の

　ごく稀ですが、人当たりが極めてソフトな人がいます。そういう人は他人から「愛想が良い」と評価されます。愛想が悪いより良い方が良いに決まっています。誰だってそう思うはずです。
　ところが、身近に愛想が良い、すなわち人当たりがソフトな人がいる場合、その人が四六時中、人当たりがソフトなのかと聞かれた場合、「はい」と答えることはできません。それは人間ですから、機嫌の悪い時もあれば、瞬間的に愛想良くできないときだってあるはずです。
　つまり、人当たりがソフトな人の瞬間的なイラッとした表情は怖いという話です。