2016年4月27日水曜日

暗い性格はマイナスか

 子どもの頃から、集団生活の中でみんなと少し変わっていたり、集団に溶け込めなかったりする人は必ずいたはずです。そんな人の多くが「あの人暗いよね」という印象です。それは、僕自身もそう評価されていた問題なので他人事ではありません。ここで暗くて内向的で集団になじめない変わり者の僕から申し上げたいのが、暗い=事件を起こしそう、何を考えているかわからない、といったマイナスのイメージがつきまとうことに異議を唱えたいのです。
 例えば、学校の休み時間にクラスの端っこでひとりで読書をして、何が悪いのでしょうか。誰にも迷惑をかけていないはずなのに、必ず指をさしてコソコソ話をする人が現れます(大人になってもいますがね)。こういう人は中途半端で、自分に危害を加えてこなそうな人間を見つけてからかうのが好きなのです。逆に自分が指をさされ、からかいの対象になってしまったら、すぐに不登校になってしまうむちゃくちゃな人種でもあります。
 世の中がみな社交的で明るい人ばかりになったら、それこそ恐ろしいですし、心の中に大きな闇を抱えているのではないかと心配になってしまいます。いつか暗い性格がプラスに受け入れられる日が訪れることを願うばかりです。

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