こうなってくると、大谷翔平選手は近い将来、間違いなくメジャーリーグに行くことになるでしょう。そこで問題となるのが、メジャーに行っても二刀流を継続するのか、それともどちらかに専念するのかという問題です。大リーグの投手の場合、中4日が主流です。となると、打者を諦めなければならなくなります(肩の疲労が取れないため)。打者として考えた場合、コンスタントにホームランとヒットを量産する選手になるでしょう。ですが、打者だけではもったいなとファンは考えてしまいます。
メジャーリーグに行くと、球団との契約書の量が尋常ではないといいます。大谷翔平選手くらいなら、契約の際に中6日で疲労を感じない日は打者としても出場するというような特別な契約を結ぶことができれば、夢は広がります。大リーグでも二刀流を続ける大谷翔平をファンは待ち望んでいます。
日本からメジャーリーグに行きケガをしてしまう選手は多いです。環境の違い、マウンド、ボール、登板間隔、言葉、練習方法の違いなど、日本とは異なる条件で野球をしなければならないため、ケガの原因につながってしまうのだと分析できます。
そういえば、今年の日本ハムファイターズを日本一に導いた中心選手は紛れもなく大谷翔平選手でした。当然侍ジャパンのメンバーにも名を連ねる彼は2016年11月13日に東京ドームで行われたオランダとの強化試合で、天井の隙間に打球を放ち、ボールが落ちてこないという珍記録をつくりました。東京ドームの天井に打球が到達した選手は日本人では、松井秀喜と大谷翔平だけなのです。
大谷翔平選手は日本のみならず世界の夢です。二刀流という漫画を超えるような大活躍をこれからも見続けたいです。
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