2016年12月5日月曜日

司会がうまい条件

 テレビを見ていて「司会がうまいなぁ~」と思う瞬間は少ないです。これは昔に比べて司会をする人が増えたからだと思います。要は多チャンネル時代だからでしょうか、名司会者と言われる人は減ってしまったと言えます。しかし、稀に司会にピッタリな人もいます。僕は『ひるおび!』の恵俊彰さんは司会に向いているタレントさんだと思います。もともとホンジャマカというコンビでご活躍をされているコメディアンであり『関口宏の東京フレンドパーク』に出演していた記憶があります。その時に、恵俊彰さんが現在のように司会者として大活躍のされることを想像できた人が、果たしてどのくらいいるのでしょうか。
 そう考えると、司会者は向いている人と向いていない人がはっきり分かれるポジションだと思います。司会がうまい条件として挙げられるのが、第一にタレントとしての個性が薄い人(キャラが強すぎないという意味)。それから勉強熱心な人です。おそらく、時には知っていることも知らないふりをして視聴者の目線に合わせる必要があるからです。前述の恵俊彰さんは、フレンドパーク時代に名司会者の関口宏さんを見て、相当お勉強されたのだと推察できます。
 今後テレビを見るときに、出演しているタレントさんが司会者になる適性があるかどうかを考えながら見るだけでも十分楽しめると思います。

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