2017年5月24日水曜日

意外に評価されていない明石家さんまの凄い所

 当たり前のようにテレビに出続けている人がいます。それはまちがいなく第一線を走り続けている証拠であり、そんな人は失われてはじめてその価値に気付かされるのかもしれません。2014年の3月に『笑っていいとも』が終了しました。いいともが終了してもタモリさんの評価は上がる一方であり、むしろ終了になって困っているのはフジテレビなのではないかと思うほどです。僕はタモリさんやビートたけしさんをテレビで見るたびに、BIG3の中で最も評価されていない明石家さんまさんのことを思い出してしまうのです。
 そもそもお笑いBIG3の中で本当にお笑い、テレビの世界だけで勝負しているのは、明石家さんまさんでしょう。その下の世代の人たちはお笑い以外にいろいろやっているようにお見受けします。冒頭に記したように明石家さんまさんはデビューしてすぐに売れてから、約40年毎日にようにテレビに出続けている印象があります。明石家さんまさんの何が優れているのかというと、トーク力だと思います。頭の回転が極めて速く、ボケたり突っ込んだりをひとりででき、あの有名な引き笑いも誘い笑いとして見事に成立させています。今は引退してしまった島田紳助さんと同期であり、島田紳助さんからのコンビの誘いを断っていることは有名な話です。ピン芸人という言葉も明石家さんまさんがいなければ無かったかもしれない言葉です。
 テレビを観ていてタレントさんには私生活のイメージがつきまとうことが普通です。しかし明石家さんまさんの私生活は謎だらけです。何をしているのか、どんな格好をしているのか等が全くイメージできません。いろいろな噂がありますので女性にはおモテになるのでしょうが、風貌が変わらないこと、全然老けないところも注目すべき点です。
 僕が最も明石家さんまさんを凄いと感じるのは「芸人はヤクザと関わる必要は無い」という考えを持っていることです。これは暴力団との交際を理由に芸能界を引退した島田紳助さんとは正反対であり、世の中の流れを早い段階から察知していた所が、常識人を表していると思うのです。
 明石家さんまさんにはこれからもテレビに出続けていただき、お茶の間を明るくしてほしいです。

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