スマートフォンで音楽を聴いていると音量が気になったりします。当然、調整をするのですが、どうしてもスマートフォンの横のボタンを押してしまう癖があります。すると、音量を調節するときに、1つ音量を上げると、音が大きすぎる。また1つ音量を下げると音が小さすぎるという現象にたどり着きます。つまり、デジタルなので、その中間に調整をすることができないのです。スマートフォンの画面を開けば、指で調整が可能ですが、なんというか面倒くさいのです。
これは車のパワーウィンドウにも言えることです。押しすぎると開きすぎてしまい、引きすぎると閉じすぎてしまうので「おいおい」となるのです。昔の手動で窓を開けるアナログ方式なら、自分の手で正確にコントロールできたのに、文明の利器が人間にストレスを与えているとは皮肉な事実です。
先日、日本のSONYがアナログレコードの本格的な生産を開始するというニュースがありました。これは良い流れだと思います。デジタルで勝負していってもApple製品にはかなわないでしょう。だからこその、原点回帰といいますか、アナログを大切にする日本のファン向けにしっかりした技術を兼ね備えたSONYが対応していくことに、感動致しました。
アナログの良さは無機質ではない、ぬくもりを感じられるところにあると思います。
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