日本の文化は、繊細な技術の上に成り立っているものが多いです。伝統工芸や伝統芸能、日常的に使用するものにおいても日本独自の技術が存分に発揮されています。中でも僕が興味を抱いているのが畳でございます。フローリングに正座すると足が痛くなります。絨毯ならば大丈夫ですが、カビが生えやすいです。ところが畳は正座しても痛くなりませんし、湿気にも強いです。
そんな畳の歴史は古く、794ウグイス平安京の時代から畳は存在するのです。見当もつかないほど昔から存在する畳ですが、当然、相当な職人の技術が必要とされます。一人前になるのに最低でも10年以上はかかるそうですが、日本の職人にとってそのくらいは普通だと思います。
とにかく夏は畳に正座でクーラーをつけないで過ごすと背筋がピッとして気持ちが良いです。今後、畳が世界を席巻する日が来るかもしれませんね。
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