子どもは大人に質問を連発します。それはその子が興味を抱いている関心事について疑問があるときに、質問をするのでしょう。人間は大人になると、いろいろなことに興味を失います。特定の分野について興味を持つことはあるのでしょうが、広い分野の興味がなくなります。興味がなくなると、自分で調べたり勉強したりすることがなくなるので、知識は増えません。
その意味で学校教育の必要性は、いろいろなことを勉強することで興味の幅を広げ自分の道を見つけやすくする意味で有意義だと思いますが、実際には受験のための勉強が第一の目的なのでしょう。
僕はいろいろなことに興味を抱くことがすごいと言っているわけではありません。逆に特定の分野のこと以外は何もわからないような職人的な人間に憧れます。かといって、社会全体がそのような職人だらけになると、偏りが出てきてしまうでしょう。要は適材適所ということです。興味のあるなしも十人十色なのです。
空はなぜ青いのか。身近な子どもにそう質問され、明確に解答できる大人は果たしてどのくらいいるのでしょうか。
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