2017年8月14日月曜日

耳に残るメロディー

 身近な人が口ずさんでいるメロディーが耳に残って消えないことがあります。それが一日中、耳に残っていたりすると、その曲を作った作曲家は作曲家冥利に尽きるものなのだと思います。メロディーには覚えやすく耳に残るものと、全く残らないものとがあります。これは好みの問題もさることながら、作曲者の意図が感じ取れます。たとえば、CMの音楽、メロディーはキャッチーで耳に残るように制作されています。理由は15秒間の中で消費者に自社製品を強くアピールする必要があるからです。当然、CMがヒットすればするほど、より耳に残りやすくなります。しかも子ども達が口ずさむようであれば、さらなる宣伝効果も期待できます。
 音楽にはいろいろなジャンルがありますし、別に耳に残らなくてもその音楽を愛する人が存在すれば成立する文化です。嗅覚の次に聴覚は敏感だと言われます。好きな音楽で過去の記憶を鮮明に思い出すことがあるのはそのためでしょう。
 耳に残るメロディーは心に残るメロディーです。みなさまが今聴いている音楽が、いつかは過去の素敵な思い出として思い起こされることになると良いと思います。

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