2018年10月23日火曜日

何のために顔があるのか

 電車に乗って席に座ると、前に7・8人の乗客が座っています。乗客は老若男女です。時には外国の方もいらっしゃいます。そんな時に思うのが、何のために顔があるのかということです。人の顔は、指紋のように一人として同じ顔がいません。都市伝説で、世界には3人自分にそっくりな人がいるとか言いますが、僕は今のところ、自分にそっくりな人と遭遇したことがありません。
 さて、優しそうな人は本当に優しい顔をしています。よって顔というものは、その人の情報をそっくりそのまま伝えるために存在するのではないかと思うのです。松田優作の言葉に「ヤクザは何で怖いか知ってるか。ヤクザは24時間ヤクザだから怖いんだよ」というものがあります。つまり、24時間松田優作を演じていた松田優作だからこそ、かっこよかったわけです。
 怖い人は本当に怖そうな顔をしていますが、実は優しい部分も持ち合わせているかもしれません。それは腹を割って話してみなければわからないことです。

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