センスのある人は言葉のセンスを持ち合わせています。たとえば、詩や歌詞。古臭くならないような言葉選びが重要になるのです。谷川俊太郎や田村隆一。今は亡き志村正彦。彼らは言葉のセンスを十分に発揮し、素晴らしい作品を残した、残している人たちです。昔の音楽の歌詞で、ポケベルとかありましたが、これはもう現代、今には通用しないワードです。若い人たちでポケベルを知っている人は皆無でしょう。言葉は限りなく無限に近いものですが、言葉のチョイスにはセンスが問われるものなのです。僕は言葉のセンスを持っていると自負しております。
今は当たり前のものでも、時間が経つと古くなる、そんなことがあります。おそらくケータイもそうでしょう。新しいスマホが代替として挙げられます。それではスマホは古くなるのかというと、おそらくこれはないと言えますね。これ以上の進化は望めないと考えるからです。人は歳を取ります。だから必然的に古くなるわけですが、言葉に気をつければ、言葉の世界では古臭くならないと考えることができます。それから流行り言葉。これは明らかに若者が作り出すものですが、使うと数年後に後悔することになるので、要注意です。
言葉は時代とともに進化をし続けるものです。LINEが普及してから、短い文章が当たり前になりました。長いやりとりは嫌われる傾向にあるのです。冒頭の志村正彦氏の普遍的名曲『若者のすべて』はなんと教科書に載ることになったのだそうです。発売されてからずいぶん時が経ってからのことですが、谷川俊太郎も田村隆一も国語の教科書に載っておりますから、やはり言葉の世界では古くなっていないことを意味していると言えるでしょうね。これからも僕は言葉の世界に身を置きたいと考えております。きちんと考えながら一語一句を選択して、言葉を書き連ねていきたい、そういう決意を持っています。
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