人間の魅力の1つに笑顔があります。これが嫌いである人はいないはずです。小学校の頃、クラスの担任の先生が言ったことを今でもはっきりと記憶しております。それは「いつでも笑顔でいなさい。笑顔の人をいじめる人はいないから」というもの。子どもの世界でも、大人の世界でもいじめに悩む人は多いと思います。ありがたいことに僕はいじめにあったことはないのですが、傍観者であったことはあります。高校生の頃の話です。体型がふくよかな男子学生がからかわれていたのですが、彼は泣いていました。「やめようよ」こう一言言えたら僕は彼を救えたのかもしれませんが、勇気のない僕にはそれができませんでした。なぜなら次には自分がいじめられることになるからです。傍観者というものは残酷で最低な人間なのかもしれません。少し親しい中学生がいて、彼は夜中の1時までLINEする毎日。「なんでそんなに遅くまでやっているの?」と尋ねたら「返信しないと仲間外れにされるから」とのこと。要はハブられるということでしょう。最近の若い子は大変だと思います。僕の同情が彼に届くことを願っております。
好きな人の笑顔が忘れられないという人は多いのではないでしょうか。僕は大学生の頃に恋をしていて、その女性は彼氏持ちだったので、叶わぬ恋でした。彼女の笑顔は格別でしたね。僕は倫理学の講義で、その子の笑顔を見た時に心を持っていかれました。恋は雷のように突然やってきます。大人になると「笑顔が素敵ですね」とか言いづらくなってきます。セクハラと言われかねないからです。そう世はハラスメント社会。強く言えばパワハラ。褒めてみたらセクハラ。年齢を聞いたらエイジハラスメントです。コミュニケーション取れないじゃないですか、と感じます。男同士の場合「笑顔が素敵ですね」は許容範囲内でしょうね。僕自身もアパレルで働いていた時に上司でめちゃくちゃ笑顔が素敵な人がおりました。既婚者でしたが、社内でモテまくっていて、それは彼の笑顔の影響だと気づいていた人は少ないと僕は見ています。
いじめに悩む人は明るく笑顔でいることを心がける。これは難しいことですが、やってみるのとやらないのとでは大違い。そういえばいじめられている人って暗くてナヨナヨした人のイメージがあります。「俺って暗くてナヨナヨしているかも」とご自覚のあるかたは、鏡の前で笑顔の練習をしてみる。「そもそも鏡の前で笑顔の練習すること自体が暗くね?」という意見も出てきそうですが、暗い人がいきなり人前で笑顔を作れるとは思えません。これには練習が必要でしょう。とにかく変化が大切です。「あいつどうした?いじめがいがねーよ」と敵に思わせることが大切なわけです。笑顔の練習。やってみてはいかがでしょうか。
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