2021年7月13日火曜日

良いものと売れるもの

  僕が好きなイラストレーターがいて、その人がファッションブランドとコラボしてLINEスタンプを販売したのですが、たいして売れず話題にもなりませんでした。僕はよく人から「良いものと売れるものは違うんだよね」と言われます。僕も同感です。僕は前述のイラストレーターさんが大好きでトートバッグを購入したこともあります。とても素敵な味のある良いイラストを連発しているのになぜLINEスタンプは売れなかったのか不思議でしょうがありません。逆に言うと売れているもので、まったくセンスを感じないのに売れているものがあります。結果論ですが、売れているもの=良いものと断定することは危険だと僕は思います。

 きちんと自分の目で判断できる目を養っておかないとたいして好きでもないものを買わされる羽目になります。つまり、みんなが持っているから自分も持たなきゃという最悪な構図が誕生してしまうのです。アホのひとつ覚えのようにノースフェイスのリュックサックを背負っている人を見るたびに僕は「なんて流されやすい人たちなんだ」と失望してしまいます。きっとそんな人がみんなが持っているLINEスタンプをただ何となく購入するのでしょう(かわいそうな人たち)。

 世界的なアーティストであるバンクシー。僕は彼の絵が好きではありません。つまり興味がないのです。これは好みの問題で否定をしているわけではありませんので悪しからず。冒頭の僕が大好きなイラストレーターさん。彼の個展が開催されたらぜひ足を運びたいと考えております。これからもきちんと自分の目で判断できるようにしておきたいというのが今日の結論です。



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