今日は何の日かご存知でしょうか。クリスマスイブであると同時にロックバンド、フジファブリックの中心メンバーであった志村正彦さんの命日でもあるのです。彼が急逝してから早いもので12年。みなさまはこの12年間を、どのようにお過ごしであったでしょうか。今日、身近な子どもへのクリスマスプレゼントを買いに街中に出かけました。みなさま幸せそうにお買い物をする人ばかりで、日本は幸せな国なのだと実感しましたね。志村正彦さんのことを思い浮かべている人はどのくらいいるのか、ふと感傷に浸ってしまいました。死者だけがいつまでも29歳のままで、残された我々は歳を取るのみです。最近では女優であり松田聖子さんの娘さんの神田沙也加さんが、お亡くなりになりました。彼女も35歳ととても若くしてこの世を去ってしまいました。志村正彦さんも神田沙也加さんもとてもきれいな顔をしていましたね。きっと心もピュアで、生きていくのが辛かったのだと考えることができます。
志村正彦さんのファンは何もクリスマスイブに逝ってしまわなくても良かったじゃないかとつぶやくのでしょう。僕もその1人です。僕はこの12年間、クリスマスイブになるたびに志村正彦のことを思い出し、憂鬱になっていました。もちろん残された楽曲たちを聴くことを、やめてはいません。ですが、生きていてくれたらと幾度も考えてしまったこともまた事実。神様がいるなら才能のある人を長生きさせないのではないか、そう考えることで自分を慰めてきました。
コロナ渦では2度目のクリスマスイブ。志村正彦さんのことを思い浮かべる人は、少ないかもしれませんが、フジファブリックには志村正彦というすごいロックンローラーがいたのだと、まだ知らない人にはぜひ知ってほしいと願うばかりです。
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