毎年恒例のプロ野球戦力外通告のテレビ番組。人の不幸を楽しみにしている人は少ないでしょうが、この番組を心待ちにしている人は多いと思います。第一にプロ野球選手の奥さんはみんなおきれいです。それからしっかりしている。第二に、戦力外通告を受けたプロ野球選手は100%と言っていいほど冴えない顔をしております。昔はスター選手だった人もそうです。とにかく冴えない感じ。「これじゃあ、復活は無理だろ」そう言いながら見ている人も多いのではないでしょうか(顔に輝きを感じないのです)。
昨夜の放送回では、トライアウトを目指して浪人する選手も現れ視聴者を驚かせました。きっと諦めがつかないのでしょう。逆に潔く諦める選手もいて決断がおもしろいのがこの番組の魅力。そもそもプロ野球選手って安定して生計を立てられる選手は限られています。サッカーとかは引退の平均年齢が28歳前後と聞いたことがあります。若くして引退を余儀なくされた選手は第二の人生をスタートさせるのです。それは華やかなものとはかけ離れているのがほとんど。その意味で若くして輝きを放ってしまうとその後の人生が悲惨であるとも考えることができます。
昔、半導体の製造メーカーで働いていた時にあまりにも仕事ができなくて専務から「おい、いつ辞めるんだよ」と戦力外通告を受けていた若い社員がいました。彼は仕事ができないけれども真面目なので、日曜日も出勤しておりました。今、どうされているでしょうか。とにかく、プロ野球に限らず戦力外通告を受けてしまう可能性はあるので、悔いのないように人生を歩んでいきたいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿