2021年12月5日日曜日

日常の大切さ

  毎日、当たり前のようにしていること。これは非日常と化した時に、日常の大切さ、素晴らしさを実感いたします。たとえば風邪をひいた時、辛いですよね。そんな時に健康である日常を当たり前のように生活していた自分におごりがあったと感じるのです。世の中には病気の人や健康でない人がたくさんいます。だからこそ、健康である人はそのことを頭に入れて幸せであると常に意識しながら生きていく必要があると思います。

 街中に出ると、二十歳前後の人たちがとても楽しそうに歩いています。彼らは最も楽しい時期を過ごしているのですが、そのことを意識している人は少ないでしょう。そう青春は過ぎ去ってから「あ〜あの時が青春だったんだ」と振り返り、時には後悔したりするものなのです。そして、青春時代はあっという間に過ぎ去ります。人間は未来の自分に過剰な期待をする生き物なのだそうです。確かに幼少期は非現実的な夢を持つ子どもが少なくありません。かくいう僕も小学校の時の夢はプロ野球の選手でした(なれるわけない)。時の流れにより、人には適職があるのだと現実を突きつけられます。そこで誰しもが妥協していくのです。

 それでも日常は大切です。当たり前の日常は幸せの象徴です。おいしいごはんを食べる時にでさえ「幸せだな〜」と感じることができる人はそれこそ、幸せな人です。現在、不幸せだと自覚している人は、小さなことでもいいから楽しいこと、嬉しいことを発見できるよう心がけてはいかがでしょうか。きっと些細な幸せが見つけられるはずです。生きている限りは幸せでありたいと考えております。みなさまにも幸あれ、と願うばかりです。 



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