世の中には覚えがいい人が存在します。いわゆる記憶力の良い人ですね。僕とは真逆の人間です。僕は学生時代は普通の記憶力でしたが、クリエイターになってから物覚えが悪くなりました。トランプの神経衰弱とか全然ダメです。覚えがいい人は仕事で重宝されます。乾いたスポンジが水を吸収するように、どんどん覚えていくわけですから、教えるほうも楽しいのではないでしょうか。記憶力の悪い僕の脳のメリットはアイデアがよく浮かぶことですね。これは脳のどこかが異常に発達しているからなのでしょう。記憶する部分が機能していない反面、違う部分が強い活動をしてくれている、そう自己分析しております。
以前にも記しましたが、雑貨屋さんで働かせてもらっていた時には、そこの店長がお店の全商品と、その価格を記憶していると聞いて衝撃を覚えました。きっとそういう人でないと、一般的な仕事の世界では出世できないのだと思いますね。一般的な仕事のほとんどがとりあえず、そこで働く人たちの名前を覚えることが必要になってきます。これは僕のような記憶力の悪い人間にとっては最初の難関です。某小売店では「覚えられないから」という理由で辞めてしまう人もいると聞きました。納得です。記憶力の良い人にとっては、記憶力の悪い人を見て「なぜ覚えられないのだろう」と考えるのでしょうね。若い頃、保育系の施設で働いた時には子どもの名前を一発で覚えられましたが、現在では無理でしょう。人間は年とともに記憶力が低下することは必然と言えると思います。
とにかく覚えることが苦手な人は、物を覚えない仕事を選択すれば良いのだと思います。そうしないとストレスで自分がダメになってしまうと考えるのです。個人的には清掃の仕事とか、ひたすら皿を洗うとか、そのような仕事に就いてみてはいかがでしょうか。
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