僕はよくアイデアが思いつきます。ですので、メモ帳を常に携帯しております。このメモ帳から出てきた作品たちは数知れず。それではなぜ僕がよくアイデアを思いつくのかというと、それはきっと天性のものなのでしょう。だから、うまく自分では説明ができませんね。「アイデアが浮かぶなんてうらやましい」と言われることもありますが、一方で僕には大変苦手なことがあります。それは覚えることです。これは致命的にダメな部分でございます。身近な子どもとトランプの神経衰弱をやったら2枚、ワンセットしか取れず大笑いされました。このくらい僕は記憶することが苦手なのです。さすがに人の名前を覚えられないということはありませんが、昔のように保育系の施設で働くことになったら、子どもの名前を覚えることに苦労するでしょうね。もうやりませんから心配する必要はないのですが、記憶力は年とともに衰えるものなのです。
僕は学生時代は記憶力は大丈夫でした。よって記憶力が悪くなったのはイラストレーターになってからというのが実際のところです。非常によく思いつくのと引き換えに僕は記憶力を失ったのではないかと考えることもあります。父からはしょっちゅう「記憶より記録」と教育を受けました。メモることで、困難を乗り越えろというメッセージが込められていて、忘れることのできないアドバイスですね。逆に記憶力の良い人はアイデアが全然浮かばない、このようなことがあるのかもしれません。知り合いからは「ツンデレのアイデア力ってヤバくね?」と褒められることもあって、それはそれで嬉しいものなのです。
ある職場では上司が部下に一方的にバーっと説明をして「次からは自分1人でやって」と言われる職場もあるのだそうです。つまり1回で覚えなければならないのです。2回聞くと「こないだ教えたよね?」となるので、覚えられない人はその職場を去って行くのだそうです。よって求人が1年中出ていてヤバイ職場として認定をされております(恐ろしい)。
優しい職場では「わからなかったら何回でも聞いてね」という素晴らしい職場があるので、僕自身も、そのような人間を目指したいです。そしてこれからも温泉のように湧いてくるアイデアを作品化していきますので、ぜひ興味のあるかたは、お付き合いくださいませ。
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