現在、フジテレビでお昼過ぎに名作ドラマ『古畑任三郎』が再放送されております。約30年前のドラマですが、今の若い子が見ても傑作だと感じることでしょう。ぜひご覧になっていないかたは、1度見てみることをおすすめいたします。ドラマは一話完結型なので、つまらなければすぐに見るのをやめにすれば良いだけの話です。脚本家は有名な三谷幸喜さんです。おそらく三谷幸喜さんの最高傑作が『古畑任三郎』。それから今は亡き名優、田村正和さんの代表作でもあります。
前述の通り『古畑任三郎』は一話完結型のドラマなのですが、これは日本のドラマにおいて最初のケースなのではないかと思うのです。今は珍しいものではありませんが、当時は画期的でした。それから豪華なゲスト陣が初めから犯人だとわかっている、わかっていてもおもしろい部分が挙げられます。僕は『古畑任三郎』を観るたびに「よくできているな〜」と感心させられています。今日の放送も楽しみにしております。
俳優さんがうらやましいと感じるのは、亡くなった後も画面の中で生き続けることができる点。特に名作ドラマや名作の映画に恵まれた俳優さんは、その後再放送をされたり、DVD化されたりするので、その中でまるで生きているかのような錯覚を与えることができるのです。『古畑任三郎』の古畑や『男はつらいよ』の寅さんがその典型例。彼らは他界しておりますが、イメージは定着していて、まるでまだ生きているかのような不思議な感じがあります。ドラマの再放送は名作である最大の証。つまらないものは淘汰されてしまうので、見逃したものでも再放送をされているのであれば、それはきっとおもしろい作品なのでしょう。つまり、ドラマに興味のない人は時を待ち、再放送を待つ。その中でおもしろいドラマを選べば時間を無駄にすることも避けられるので、合理的なのではないでしょうか。とにかくみなさま『古畑任三郎』は必見ですよ。
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