最近の若い人がリーダーになりたがらない理由は、目立ちたくないからだと断言できます。彼らは画一的に育ってきたので「みんなと同じ」を求めるのです。それは服装にも現れます。街中を見渡すと個性的な人はほとんどいません。僕が好きだった街。原宿には昔、おしゃれな人がたくさんおり、人々を魅了していました。スナップサイトとかも充実していて、おもしろかったですね。今、僕はファッションを卒業しているので、ファッションについて語る権利がありませんが、人と同じ格好をしているほうが安心をするのが今の若者なのだと分析できます。
アパレルをやっていた時に強いリーダーシップを発揮する上司がおりましたが、彼は非常に魅力的な人でした。リーダーって人間性だな、と思い知らされました。人柄が良くないとリーダーにはなれません。なぜなら誰もついていかないからです。その意味で魅力的なリーダーは人柄が素晴らしいことが第一条件。パワハラなんてもってのほかです。それから精神的に強い人。メンタル弱い人はリーダーには向いていないでしょうね。
僕が学生の頃からも、学級委員や生徒会などに立候補する人は魅力的で目立ちたがり屋が多かったのですが、今はそういう人は少なそうな印象があります。子どもたちに将来の夢を聞いても「会社員」という答えが多いのだそうです。そう考えると非常に堅実と言いますか、リスクを伴うことはしないというイメージがありますね。一方で「大谷翔平みたいになりたい」という大きな夢を語る子どももいるので二極化していると考えることもできるでしょう。ちなみに僕が子どもの頃の卒業文集には「プロ野球選手になりたい」とか「女優になりたい」とか「Jリーガーになりたい」といったような大きな夢を語る子どもが多かったです。彼らは夢を叶えていませんが、時代が違うのでしょうね。
みなさまも周囲にいる強いリーダーシップを発揮する人を探してみて、観察をしてみるとおもしろかったり、発見があったりすると思います。学習できるところは学習し、リーダーになりたい人は、ご自分が善人かどうかを自問自答してみて、善人であるならば学校や職場でリーダーを目指してみてはいかがでしょうか。
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