2017年1月16日月曜日

在庫の問題

 僕も販売していますが、デザインをして審査が通ると販売ができるサイトがあります。作り手側においての最大のメリットは在庫を持たなくて済むことです。たとえば、自画自賛のデザインTシャツを自分でプリントし、お店に置いてもらおうとしたら全然置いてもらえない、あるいは置いてもらえそうでも固定費がかかり断念。奇跡的に置いてもらえても売れ残りは持ち帰らなければなりません。その売れ残りは人に譲るくらいしかないでしょうから、結局トータル的にコストもスペースもかかってしまい非常に損をした気持ちになってしまいます。
 これは個人単位でしたが、世の中にモノが存在している以上、小売業、物流業者、販売店舗が絡んできます。よって在庫は消えることのない問題です。世の中はモノで溢れており消費者はせかせかと急がされ「買わなければならない」という心理状態になっています。一方でミニマリストという必要最低限のモノしか必要としない徹底した人たちも出現し始めています。
 日本は世界一のものづくり大国です。ですが、ある日突然、人々がモノを必要としなくなったら売れ残った在庫はどうなってしまうのかと危惧してしまうのは僕だけでしょうか。

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