2017年2月9日木曜日

言い方を変えるだけで

 今日は雪が降りましたね。積もった地域では雪かきが大変だと思います。誰かに雪かきを手伝ってもらいたい時に、お力をお借りできないでしょうかという態度でお願いをすれば、きっと誰もが味方となってくれることでしょう。
 人にものを頼むとき、その言い方ひとつで気持ちよく依頼を受けてくれるか、嫌々、依頼をこなすかが変わってきてしまいます。威圧的な態度で偉そうに人を顎で使おうとすると、相手もその傲慢さを察知し、その人とは距離を置くか、仕事関係であれば仕方なくやるしかなくなりますが、不快感はぬぐえないでしょう。
 自分が人から頼まれごとをされたときに、嫌な気持ちになったことがあるなら、当然それを他の人にしてはいけません。僕は昔の職場でハンガーすら自分で片づけず、周囲を使う先輩に困った記憶があります。周囲の人間は全員困っていても、大人ですから「ハンガーくらい自分で片づけましょうよ」と声をかけるご親切な人はいません。自分で気づくしかないのです。同時に自分の後輩にハンガーを片付けさせるような人間にはならないようにしようと、自分を戒めることができました。
 とはいえ、仕事であれば、周りの人に頼みごとをしたり、されたりが出てきます。そんな時は、低姿勢にお願い事をする、あとはごくろうさま、ありがとう、という労いの言葉をかけることができればたいていの人間関係は大丈夫だと思います。

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