2021年6月30日水曜日

死語について

  世の中の流れと共に言葉も流れていきます。つまり、言葉の流行り廃りがあるということ。年齢が上がると死語を言いがちです。僕もその典型例。先日、ロン毛と言ったら20歳くらいの知人に「ロン毛って何すか?」と聞き返されハッとしたことがありました。僕は「松田翔太はロン毛が似合うよね」と言ったのですが知人にはロン毛が通じなかったのです。わからないかたのためにご説明いたしますとロン毛とは長髪のことであり、男性で長髪の人のことをロン毛と言うのです。これは1996年に人気絶頂だった木村拓哉さんの代名詞でもありました(古っ)。

 あれから何十年も男性で長髪が似合う人はいませんでしたから松田翔太さんの長髪には少し感動しましたね。僕は彼の父である松田優作さんも大好きでした。松田優作さんは長髪にしても似合わなかったと思いますね。

 もっと昔話をしてみましょう。寅さんでおなじみの映画『男はつらいよ』の第一弾ではBGという死語が用いられています。OLの古い言い方で、Business Girlの略なのです。このBGを説明できる人はほとんどいないでしょう。完全に皆無。けれどもかろうじてググると出てくるので、興味のあるかたは検索をしてみるといいと思います。それから今、申し上げた「ググる」も将来的には死語となると思われますので、言葉って難しいなと思いますね。


 

 

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