2022年10月16日日曜日

なぜ捨てられないのか

  今日は不要になったモノを捨てられない人は、なぜ捨てられないのか、について。彼らは必ず「いつか使うかもしれないから」と繰り返します。僕の経験上、1年使わなかったモノは、もう2度と使用しません。つまりゴミと一緒ということ。そんなゴミと一緒に生活することは、ミニマリストになった僕には考えられないことでございます。それからゴミ屋敷の住人。彼らの心境はまるで理解できないですね。ひどいゴミ屋敷住人ですと、家からゴミがはみ出しております。しかし「ゴミではない資産だ」と言い張るので、近隣住民は迷惑ですし、大変だと思いますね。そもそもモノを購入した時に、古いモノを処分すればモノは増えません。先日はパーカーがくたびれてしまったので、ユニクロで新しいものを購入しました。くたびれたパーカーは処分。こうすればモノは増えないのです。この考え方は母から受け継いだもの。「服は消耗品だから、新しいものを買ったら古いものは捨てること」こう教育されて僕は育ったのです。

 先日、ミニマリストに憧れを抱く人から「なかなかモノを捨てられない」という相談を受けました。僕は「無理して捨てる必要はないと思いますよ」と解答をしました。僕のように卒業アルバムを捨ててしまうほど極端なミニマリストにいきなりふつうの人がなれるわけはないでしょう。しかし、1年使用していないモノはもう2度と使用しないという考え方は、理解して欲しい部分です。これを行動に移すと大概のモノは捨てることに成功できるでしょう。家の中、部屋の中で1年以上触れていないモノは、かなりたくさんあるはずです。それからダブっているモノ。セーターが何着もあるとか、クッションがいくつもあるとか。そういったモノを厳選していけば自ずとモノは少なくできるはずです。モノが少なくなると、家や部屋がすっきりして頭がストレスフリーになれます。それは、とても気持ちが良いのです。

 みなさまの中で捨てられなくて困っている人やお片付けがうまくいかない人は、思い切ることが必要かと思います。迷っていたり、心ときめかないモノは捨ててしまう。人間は迷っている時点で大して必要なモノではないのです。不必要なゴミと共に生活していることは、苦痛でしかないと僕なんかは考えてしまいます。ミニマリストも人間です。日々、迷ったり悩んだりもします。そんな中で取捨選択がよくできる人がミニマリストになれると思いますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 



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