流行っているのか、替え歌のCMをよく見かけます。同様の意見のかた、多いのではないでしょうか。そもそもコマーシャルは注目を引いたり、耳に残ったりするものではないといけないと考えることができます。だからここで、替え歌を作ることは完全なオリジナルではないと言えるでしょう。それではなぜそうまでして替え歌を使用するのかというと、やはり世の流れ、流行しているからに他なりません。ミニマリストになってからCMというものがうざったく感じるので、あまりテレビとかを見なくなったのも事実。それからYouTube。好きな音楽を聴いていると、途中でCMが入ったりして、まあ無料のアプリですから仕方がありませんが。
替え歌のコマーシャルのターゲット層は若者ではないと思うのです。元々の歌を存じ上げていないと「あっこれ替え歌だ」と気づくことができないからです。結構前の流行歌だったりするので、30代から40代くらいをターゲットにしていると分析して良さそうです。ドリフの歌の替え歌のコマーシャルとかあったりして、僕はドリフを知っているギリギリの世代なので、替え歌のCMを認知することができました。志村けんさんがコロナで亡くなった時には大変ショックを受けました。ドリフターズの全盛期を知る人からすると「よくぞ替え歌にしてくれた」という感じなのかもしれませんね。その意味においては、替え歌は懐かしさを思い出させてくれるという回想の効果があると考えることもできます。
コマーシャルがお好きなかたは少ないと思うのですが、世の中の流行を反映していると思うので、そのような視点からCMをチェックしてみるとそれはそれでおもしろいのではないでしょうか。ぜひお試しくださいませ。
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