世界最高峰と言われるのが大リーグ、メジャーリーグのベースボール。MLBと言われたりもしますね。大谷翔平を筆頭に日本人大リーガーが大活躍をしております。生放送を見ていて感じるのが、大リーグの球速について。日本のプロ野球よりも平均で10キロ近く早いイメージがあります。つまりストレートでいうと、球速150キロが平均という感じ。同様に変化球の速度も速くて日本人は向こうに行って活躍できるケースは少ないと言って良いでしょう。あのイチローですら首位打者になれたのは2回だけ。日本では7年連続で首位打者でしたから、いかにアメリカのレベルが高いかを如実に表したものだと思いますね。前述のストレートなのですが、アメリカではフォーシームと言われ、球が微妙に動くのだそうです。日本人はこのフォーシームという球種に苦しめられるのです。イチローはアメリカに行った時に対策として、それまで代名詞であった振り子打法を封印し、足をあまり上にあげない打撃フォームに変えていましたよね。結果的にイチローは日本人の野手としては初めてアメリカでも評価される存在となりました。以後、松井秀喜や松井稼頭央などの有力な打者がアメリカへと海を渡りましたが、目立った活躍はできなかった印象。今で言えばWBCで途中から日本代表侍ジャパンで、4番を務めた吉田正尚選手が活躍できるかどうか、僕が注目している部分ですね。彼はコンタクトヒッター。しかし、フルスイングをするので打率が心配です。
こう考えてみると大谷翔平選手は投打にわたり二刀流を成功させていて「すごい」の一言に尽きます。お金持ちの球団であれば年俸100億円を払ってもおかしくないのではないでしょうか。スケールが違いますね。最近の子どもたちは日本のプロ野球をすっ飛ばして、大リーガーになりたいというダイレクトな夢を持っていておもしろいと思います。子どもは素直ですから、アメリカに憧れを抱くことは自然なことであると言えるでしょう。ですが、現実問題としてプロになれるのはほんの一握り。厳しい世界でもあります。
何事もプロの世界は非常に華やかで、子どもたちに夢を与える素晴らしい職業であると考えることができます。こないだ行われたWBCにおける日本の優勝は子どもたちに多大な影響を与えたと思います。かなりの数の子どもたちが野球を始めたことでしょう。そして、すでに野球をやっている子どもたちは「俺もプロになってWBCに出る」という努力目標を立てたはずです。それは素晴らしいことですし、僕も今後のプロ野球や大リーグの試合を楽しみにしているファンの1人であり続けたいですね。
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