昨日、ニュースでよく報道されていたのが日本の将来の人口問題。ご覧になったかたも多いかと思いますので、詳細は記しませんが、結果的に日本の人口は確実に減っていき、超高齢化社会が現実の問題として浮上します。特に異次元の少子化対策と政府が掲げているものがありますが、結論から申し上げると若者は結婚しない人が増えると思われますので、少子化の波は改善できないでしょう。これからも物価は上がる一方ですし、賃金の大幅な増加は見込めません。堅実な若者が結婚をして子どもを作ろう、とはならないと考えることができるでしょう。それから若い人は自分の時間を大切にしたい、と考えている人が多いみたいです。自然な流れであると思いますね。価値観の多様化、情報化社会の到来で、一般的なロールモデルが崩れ去ったと考えても良いと思います。つまり、昔はおひとりさまが恥ずかしいものと見られていたのが、現在は「別に1人でも恥じることはない」という傾向にあるということ。人間力が高まって強い人たちが増えているのです。以前の知り合いで焦って結婚して失敗してしまったケースを存じ上げております。きっと後悔をしているのだと思いますね。
僕自身もシングルハラスメントみたいなことを経験したことがあります。要は「いい年こいて結婚してないんすか?」ということ。さすがにそれを直接は伝えませんが、遠回しにやんわりと伝達してくるのです(ネチネチとね)。友人で離婚を経験している人がいるのですが「俺、結婚向いてなかった」と嘆いていて僕からすると「結婚できたんだから良かったじゃん」という感じ。世の中はいろいろな事情で結婚できない人がたくさんいます。だから結婚できない人を差別してはいけません。
高校生の頃、将来の人生設計図を確か保健体育の授業で受けて、困惑したことをよく覚えています。当時の僕は人生ってそんなに理想通りにいかないと考えていて、それは今でも感じる部分。高校生の時点で自分のキャリアプランを考えろ、ということが酷なことだと思いますね。確かに大谷翔平選手のようにプラン通り大成功する人もいます。ですが、努力が報われない人も結構おりますので、難しい問題。
身近に子どもがおりますが、多くを望むことはしません。健康で生きていてくれさえすればそれでいいです。それでも成長が楽しみですし、子どもは社会の宝です。50年後には僕は生きてはいないと思いますが、人口が減少しても良い国日本が作られていくことを陰ながら応援しております。
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