先日、久しぶりに原宿に行きました。本当に数年ぶりのこと。昔、よく通った古着屋の前を通ったら「まだある」となり非常にテンションが上がりました。とはいえ、全体的に渋谷・原宿の古着屋率は全盛期に比べて大幅に減少していると感じました。これも時代の流れ。若者の間では古着好きもいるのでしょうが、本当に一部、限定的なもの。ですので、古着屋は生き残り合戦を繰り広げていると言っても過言ではないでしょう。僕が好きだった古着屋さんは店舗を拡大し、そして下北沢にも系列店を展開しているとネットで知りました。がんばっていて誇らしいです。
ちなみに僕はファッションを卒業したので、2度と古着を着ることはなさそうです。服は消耗品。ファストファッションで十分かな、と思います。クタクタになったら買い換えれば良いだけの話。それからアウター系の服はクリーニングに出したり天日干ししたり、メンテナンスをすれば数年は着れます。毎年毎年買い換えるようなことはしなくても良いでしょう。
若い人で「古着屋をやりたい」という人は一定数いると思います。僕も知人で若い頃やってみたいと言っていた人がいました。ですが、相当覚悟しないと経営的に厳しい現実が待ち受けております。1990年代半頃の古着ブームは絶対に訪れないでしょうね。理由はファストファッションの台頭です。サイズも自由に選べますし、若い人は清潔感を大切にしております。「わざわざ誰が着たのかわからない服、金出して買う?」というような感覚を彼らは持っております。個性を追求し、1点物を大事にしたいのであれば、古着の道に足を踏み入れても良いと思いますが、後々処分に困らないようによくお考えになってお買い物を楽しんでください(僕みたいにならないようにね)。僕がよく通った古着屋も、1日でも長くがんばって生き残り合戦に勝利していただきたいです。今日はこの辺で。
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